いま読んでいる本。ある種の予習。恋するアラブ人作者: 師岡カリーマ・エルサムニー出版社/メーカー: 白水社発売日: 2004/11メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 16回この商品を含むブログ (7件) を見る)" title="アラビア語のかたち ()">アラビア語のかた…

鶴見の某古本店にて購入。 堀辰雄『かげろふの日記・曠野』新潮文庫、1955年、1987年43刷、定価240円 猪瀬直樹・山口昌男『ミカドと世紀末――王権の論理』新潮文庫、1987年、定価400円 植島啓司『オデッサの誘惑』集英社、1999年、定価2200円 田中美津『いの…

午前中、お茶大の舞踊学会に出ようかと思ったが、そうすると一日に３件の学会ないし研究会をはしごすることになり疲れそうなのでやめて、午後から地質学史懇話会の例会に出席。出版社K社のIさんにもお越しいただいた。 2007年6月16日（土） 午後１時３０分-…

必要あってアリストテレスの概説書を読む。いくつか比べてみたが、いま手に入る本としては、これが一番よいと思う。アリストテレス入門 (ちくま新書)作者: 山口義久出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2001/07/01メディア: 新書購入: 7人 クリック: 13回この…

たまには哲学の古典を。善なるもの一なるもの―他一篇 (岩波文庫)作者: プロチノス,田中美知太郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1961/12/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (7件) を見る プロチノスの著作群『エンネアデス』…

有隣堂書店横浜ルミネ店にて。 赤川学『セクシュアリティの歴史社会学』、勁草書房、1999年、5000円 ヴォルィンスキー、鈴木晶・赤尾雄人訳『歓喜の書』、新書館、1993年、4434円 １は赤川さんの主著。２はバレエの象徴論的研究の古典。ながらく幻の本だった…

Noverre, Lettres sur la danse, Paris, Editions de Sandre, 2006. Foucault, Les mots et les choses, Paris, Gallimard, >, 1990. １はバレエ史上きわめて有名なノヴェールの『舞踊書簡』。初版は1760年。邦訳も出ているが、信頼性に疑問あり。このリプリ…

Encyclopedia of Evolutionary Thought作者: John M. Lynch出版社/メーカー: Continuum Intl Pub Group (Sd)発売日: 2008/11メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る 2008年11月刊行予定で、1000ページほどになるらしい。John M. Lynch は…

有隣堂書店から。 椹木野衣『美術になにが起こったか―1992-2006』、国書刊行会、2006年、3360円 野家啓一『[増補] 科学の解釈学』、ちくま学芸文庫、2007年、1575円 ラフカディオ・ヘルン、平井呈一訳『骨董』、岩波文庫、1940年初版、2007年復刊、500円 シ…

遅ればせながらようやく知ったが、紀伊国屋書店の書評サイト「書評空間」で「高山宏の読んで生き、書いて死ぬ」という連載が５月１８日に開始されていた。毎週火曜・金曜に更新。必読である。○書評空間：高山宏の読んで生き、書いて死ぬ http://booklog.kino…

有隣堂横浜ルミネ店にて。 雑誌『Re:S（りす）vol.1』、リトルモア、2006年、680円 雑誌『ダンスマガジン』、2007年７月号、新書館、2007年、1500円 浅羽通明『右翼と左翼』、幻冬舎・幻冬舎新書、2006年、777円 １は「特集２ いまだからワープロ」が目当て…

フランス文学小事典作者: 岩根久,金崎春幸,北村卓,柏木隆雄,春木仁孝,永瀬春男,和田章男出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2007/06/01メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見る この種の本としては、長らく篠沢秀夫『フランス文学案…

昨日の日記で言及したバルタサール・グラシアンというのはショウペンハウエルやニーチェが賛美した思想家だが、彼に言及した研究書としてはポール・アザール『ヨーロッパ精神の危機』（法政大学出版局）やエウヘニオ・ドールス『バロック論』（筑摩叢書）な…

資料蒐集のため、早稲田の演劇博物館付属図書館へ。洋書図書室の前に「ご自由にどうぞ」と大量の廃棄（除籍）本が。ほとんど舞台藝術関係の洋書。一部映画論の本もあった。バーナード・ショーの評伝２冊をはじめ演劇関係を十数冊、バレエ関係の洋書をやはり…

フィレンツェ名門貴族の処世術―リコルディ (講談社学術文庫)作者: フランチェスコグィッチャルディーニ,Francesco Guicciardini,永井三明出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/06メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (11件) を見る Francesco …

Didi-Huberman, G., Le Danseur des solitures, Minuit, 2006. Ranciere, J., Le Destin des images, La Fabrique éditions, 2003.

重田氏の著訳書、必要あって再読。フーコーの穴―統計学と統治の現代 (明治大学社会科学研究所叢書)作者: 重田園江出版社/メーカー: 木鐸社発売日: 2003/10/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 56回この商品を含むブログ (20件) を見る偶然を飼いならす―…

Clerambault, Gaetan Gatian de, OEuvres psychiatriques, Paris, Frenesie, 1998. （18665円） Albernhe, Thierry, L'Enveloppement humide therapeutique, Paris, Les Empecheurs de penser en rond/Laboratoires Delagranges, 1992. （3581円） １はラカ…

火曜に本郷の大山堂書店で買った本が到着。 大山堂書店（東大赤門前）は現在店内在庫全品20％OFFセール（たしか今月いっぱいぐらいまで）。 ユング、池田紘一ほか訳『心理学と錬金術（I）』、人文書院、1976年 ユング、池田紘一ほか訳『心理学と錬金術（II）…

22日の日記で予告した澁谷知美さんの講演を聴きに行く。会場は田町駅近くの港区立男女平等参画センター「リーブラ」にて18時半から。 テーマは「日本の童貞」。基本的には自著（『日本の童貞』、文春新書、2003年）の自解である。 童貞とは生理的には性交が…

地元書店にて２冊（１と２）、ブックファースト渋谷店にて１冊（３）購入。 川田文子『自傷―葛藤を“生きる力”へ』、筑摩書房、2004年、1680円 シェイクスピア、松岡和子訳『ロミオとジュリエット』、ちくま文庫・シェイクスピア全集２、1996年、660円 師岡カ…

20世紀作者: アルベールロビダ,朝比奈弘治出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2007/05/17メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (18件) を見る フランスの風刺作家アルベール・ロビダ（Albert Robida, 1848-1926）…

国家と神とマルクス―「自由主義的保守主義者」かく語りき作者: 佐藤優出版社/メーカー: 太陽企画出版発売日: 2007/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (32件) を見る 話題の休職外務事務官・佐藤優さん。じつは彼の本を手に…

半年後に閉店が迫るブックファースト渋谷店に、名残を惜しむように通ってしまう。 今日買った本。 グィッチャルディーニ、永井三明訳『フィレンツェ名門貴族の処世術 リコルディ』、講談社学術文庫、1998年、920円 佐藤優『国家と神とマルクス』、太陽企画出…

バーゲンブックJPおよびフランス図書から荷物が届く。 スティーヴン・カーン、高山宏訳『視線』、研究社、2000年 ジャン・エルスナー＆ロジャー・カーディナル(eds)、高山宏・富島美子・浜口稔訳『蒐集』、研究社、1998年 Michel Foucault, Sécurité, territ…

所用で本郷へ。東大正門近くの古本店・棚澤書店にて以下７冊を購入。 エンゲルス、田辺振太郎訳『自然の弁証法』、上、岩波文庫、1956年（2001年復刊） エンゲルス、田辺振太郎訳『自然の弁証法』、下、岩波文庫、1957年（2001年復刊） カルロ・ゴルドーニ、…

未来のイヴ〈上巻〉 (1950年) (岩波文庫)作者: ヴィリェ・ド・リラダン,渡辺一夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1950メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る 必要あってヴィリエ・ド・リラダン『未来のイヴ』(Auguste de Villier…

ミシェル・フーコー伝作者: ディディエエリボン,田村俶出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1991/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (12件) を見る フーコーの伝記的事項について知る必要があり、定評あるエリボンのフーコー伝を読…

4月25日の本ブログに書いた、ブックファースト渋谷店10月閉店という情報。念のためお店に事情を訊きにいく。２階文芸書売り場の顔見知りの店員さんに訊ねると、やはり閉店は事実とのこと（すでに業界紙に公表されているわけで、まあ当然なのだが）。ほんとう…

紀伊国屋書店新宿本店に行く。５階・人文書フロアで四方田犬彦氏の選書になるブックフェアで、氏が本名・四方田剛己名義で刊行した詩集『眼の破裂』と、詩人・小池昌代氏、歌人・石井辰彦氏とともに編集した同人誌『三蔵２』（第１号〜第６号＝終刊号）を買…