2008-01-01から1年間の記事一覧

シモーヌ・ヴェイユ研究会

13時から三田の慶應大学にて、シモーヌ・ヴェイユ研究会。

シモーヌ・ヴェイユ研究会

13時から拙宅にてシモーヌ・ヴェイユ研究会。

通常業務

終日通常業務。相変わらずキルヒャーを17世紀の仏訳で読んでいる。この時期の仏語は普段読まないのが、接続法の古形が使われていたり、綴り字がラテン語的な語形を残していたりする(例:même を mesme と綴る)ことにもようやく慣れてきた。しかし、ギリシ…

シモーヌ・ヴェイユ研究会

昨日に続いて、夕方からヴェイユの研究会。都内某所のファミレスにて。食事をとりつつ深夜までフランス語と格闘。

コッポラ『地獄の黙示録・特別完全版』

早稲田松竹にて、フランシス・フォード・コッポラ監督『地獄の黙示録・特別完全版』(Apocalypse Now -Redux-、2000年、米国、203分)を観る。〈特別完全版〉は今回はじめて観る機会を得た。通常(短尺)版(1979年、米国)を観たのは10年近く前で、私の記憶…

シモーヌ・ヴェイユ研究会

慶応大学三田キャンパスにて。終了後、三田のインド料理店「ジンナー」で食事。新宿歌舞伎町の映画バー「スマイル」にて飲み。スマイルに来るのは久しぶりだ。マスターはお元気そうで何より。

ヴェイユ『重力と恩寵』

必要あってシモーヌ・ヴェイユ(Simone Weil, 1909-43)の著作を読んでいる。 今日目を通したのは『重力と恩寵』(La pesanteur et la grâce, Paris, Plon, 1947)。邦訳は数種類あるが、さしあたり田辺保訳、ちくま学芸文庫版(1995年)で読む。 ヴェイユの…

日仏ギリシア・ローマ学会

不勉強なことに、日仏ギリシア・ローマ学会という組織があることをこれまで全く知らなかったのだが、先日(7月26日)早稲田大学で開催された西洋古典研究会に参加した折、研究棟に掲示されていたポスター(手書き)によって、その存在を知った。ウェブで…

佐藤優氏の連載

web

佐藤優さんがこんな連載をしていたとは。平凡社のウェブ・マガジン。 佐藤優:キリスト教神学概論 現在、第11回。こんな演習問題がついている。解答はメールで送れ、と(笑)。 演習問題1 シュライエルマッハーが、「宗教の本質は直観と感情である」と規定す…

種村季弘『怪物の解剖学』

怪物の解剖学 (河出文庫)作者: 種村季弘出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1987/02メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (8件) を見る 必要あって「鉱物の花嫁」の章を読む。

ねずみオルガン

7月8日の記事でキルヒャーの猫ピアノというものを紹介したが、どうやらこれに想を得たらしい「ねずみオルガン」なるものを、例のモンティ・パイソンがやっていることを、このブログの読者の方のご教示で知った(7月8日の記事のコメント欄参照)。傑作だ…

賀陽濟さん講演会

東大本郷にて精神科医で田無神社宮司の賀陽濟(賀陽済=かや・わたる)さんのお話をうかがう。演題は「甘えの病理」。土居健男の甘え論を発展させ、西欧文化の文脈に依存する精神分析を、日本の実際の臨床で有効に機能するよう調整しようとする模索。そして…

鉱物関係メモ

・http://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k4849m Dictionnaire universel d'histoire et de géographie のウェブリソース ・http://fr.wikipedia.org/wiki/Antonio_Neri アントニオ・ネリ解説(フランス版ウィキペディア) ・http://blogs.yahoo.co.jp/hitom…

賀陽濟さんの本

近々にお会いする予定の賀陽濟(賀陽済=かや・わたる)さんのご著書を数冊入手。賀陽さんは精神科医にして田無神社の宮司という不思議な方。サイコセラピーの秘密―心の療法の内側 (アエラブックス)作者: 賀陽済出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1999/01…

身体医文化論研究会

慶応大学日吉キャンパスで身体医文化論研究会に出席。駒沢大学の川崎明子先生による「ブロンテ姉妹の語りにおける病と看病」。病という現象=実体を自然科学(医学)以外の知的手続き、例えば文学という手続きによって捉えるにはどのような作法がありうるの…

キルヒャーの猫ピアノ

昨日も触れたキルヒャーについて調べていたら面白いものを見つけた。「猫ピアノ」という楽器。 鳴き声の音程が異なる猫を何匹も集めて音階順にならべ、ひとつの鍵盤をおすと一匹の猫の尻尾が釘で叩かれる仕掛けになっている(!)。猫の鳴き声で音楽が演奏で…

七夕なのに歯医者

某所で見た短冊に「願いごとが叶いますように」という願いごとが書かれていた。うまい。七夕の夜なのだが、歯医者通いで憂鬱。親知らずに激しい虫歯があるのだ。 こんなページをみつけた: 歯の治療を100%楽しむ方法 しかしこんなページもみつけた: @nifty…

キルヒャー『支那図説』(1677)

必要あって、第11章、中国の鉱物に関する記述を読む。月の満ち欠けに応じて変化する石(セレニット sélénite。もちろんこの名前は月神セレーネー Σελήνη から来ている)の話など面白い。 実際にコピーを入手できたのはラテン語初版(1677年)ではなく、1670…

矢崎仁司『ストロベリーショートケイクス』

ストロベリーショートケイクス [DVD]出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ発売日: 2007/04/25メディア: DVD購入: 5人 クリック: 280回この商品を含むブログ (227件) を見る映画「ストロベリーショートケイクス」-allcinema 矢崎仁司監督、2006年。傑作…

日本化学史学会

本日土曜日のみ参加。 化学史学会 2008年度化学史研究発表会(年会)詳細プログラム 日 時 2008年7月5日(土)、6日(日) 場 所 東京工業大学大岡山西9号館 〒152-8552 東京都目黒区大岡山 2-12-1 交 通 東急大井町線および目黒線大岡山駅下車徒歩1分 http://…

なぜ日本人は死刑が好きなのか

こんなものを見つけた。長いので、あとで見よう。 ビデオニュース・ドットコム インターネット放送局 マル激トーク・オン・ディマンド 第374回(2008年05月31日) 5金スペシャル 「なぜ日本人は死刑が好きなのか」 http://www.videonews.com/on-demand/3713…

ゲーテの自然科学論

自然と象徴―自然科学論集 冨山房百科文庫 (33)作者: ゲーテ,高橋義人,前田富士男出版社/メーカー: 冨山房発売日: 1982/03/22メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る ゲーテの自然科学論を概観するのに便利な論集。ゲーテの「原型」…

塩田明彦『カナリア』

塩田明彦監督の『カナリア』(2004年)をようやくDVDで観る。オウムに材を得たと思われるカルト教団で育った少年の物語。緑を基調とした画面(ヒッチコックの『めまい』を思い出す)が印象的。主役の子役はどうでもいいが、女優陣が素晴らしい。少年の母親役に…

ベネット・ミラー『カポーティ』

ベネット・ミラー監督の『カポーティ』(2006年)を観る。トルーマン・カポーティの伝記映画。カポーティを演じたのはフィリップ・シーモア・ホフマン。カポーティの病的で不安定で幼形成熟(neoteny)的な雰囲気を見事に演じている。カンザス州の薄暗い曇天の…

三次会まで

今回の医学史研究会は恐らく過去最大規模の参加人数。終了後、飲み会は三次会まで続いた…。ちょっとローマ イタリアン。安い。美味。 ○気(まるき) 地酒・焼酎が充実。 82 Ale House (三田店) 英国風パブ。

医学史研究会

三田の慶応大学にて。発表者は学術振興会研究員の佐藤雅浩氏。日本における外傷性神経症(今日のPTSDに相当)の歴史に関するご発表(未発表のご論考である可能性があるので、ここには内容詳細を書かない)。 http://web.hc.keio.ac.jp/~asuzuki/BDMH/HistMed…

生物学史分科会

駒場の東大にて。 《日時》6月28日(土) 午後3:00〜5:00《場所》東京大学駒場キャンパス14号館3階308号室《発表者》田中丹史(東京大学大学院総合文化研究科・博士課程) 《内容紹介》 テーマ 「アメリカ国家生命倫理委員会の歴史−−多元主義…

日本近代文学会

本郷の東大にて。 2008年度6月例会 日時:2008年6月28日(土) 13:30より 場所:東京大学 本郷キャンパス・法文2号館二階一番大教室研究発表 遠藤郁子 佐藤春夫『李太白』 ―現実超克への志向性とその表現をめぐって― 早川芳枝 中上健次における折口…

炭火焼・湯浅(田町)

田町の「炭火焼・湯浅」で友人と飲み。写真(「ぐるなび」より)のように、なかなか風情のある雰囲気のお店。つくねが美味。人気店らしく、予約なしで大人数は無理。○湯浅 http://r.gnavi.co.jp/a172100/

出版記念パーティ

青山某所にて、知人の本の出版記念パーティ。