Barire Biven, Role of skin: Sylvia Plath

　皮膚論の調査がさらに続く。
　今日読んだのは Biven, Barrie, The role of skin in normal and abnormal development with a note on the poet Sylvia Plath, Int. Rev. Psycho-Anal., 9, 1982, pp.205-229.
　少々古い論文だが、精神分析における皮膚の問題をかなり包括的に論じ、さらに二十世紀米国の詩人シルヴィア・プラスのテクストをマテリアルに病跡学的な皮膚論を展開するもの。
　ちょっとシルヴィア・プラスについて調べてみる必要がありそうだ。そういえば数年前にみた伝記映画『シルヴィア』はうれしくなるほどひどい出来だった。

The Bell Jar

The Bell Jar (Modern Classics)

自殺志願 (1974年)

鏡の中の錯乱―シルヴィア・プラス詩選+シルヴィア・プラスー受難の女性詩人 (1981年)