JAL労組、無断で客室乗務員の容姿などの情報集め流出

<JAL労組>無断で客室乗務員の容姿などの情報集め…流出
2月27日12時12分配信 毎日新聞
 日本航空の最大労組「JAL労働組合」(1万500人、石川茂一委員長)が、7000人以上の客室乗務員について、支持政党や容姿など不必要な個人情報を無断で集め、内容を外部へ流出させていたことが分かった。本人の同意を得ず不必要な情報を集めることを禁じた個人情報保護法の施行(05年4月)後も収集を続けていた。同労組は「集める必要のない情報が含まれ、法律の趣旨も理解していなかった。おわびしたい」としてデータを削除した。
 同労組によると、個人情報の収集を始めたのはパソコンが組合に導入された96年ごろから。会社から提供を受けた客室乗務員の名前、住所、電話番号、職位に加え、労組が独自に病歴や支持政党、容姿、性格、交友関係などを追加し、支部の代表者などに保管させていたという。会社側は「所定の必要な個人情報以外、労組に一切提供していない」としている。
 冬柴鉄三国土交通相は27日の閣議後会見で、「思想信条や政党支持、病歴など(を集めること)はとんでもない話だと思う」と述べた。【長谷川豊】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070227-00000049-mai-soci

 労働組合の意味なし。いや労使協調と呼ぶべきか(笑)。なお、日刊ゲンダイの記事を読むと、具体的な記述は(客室乗務員=フライト・アテンダント、つまり大部分は女性のデータである)、「合コン好き」「父なし子」「デブ」「創○学会」(冬柴国土交通相、もっと怒れ)といった具合だったという。なるほど、これらが「所定の必要な個人情報」か。たしかに利用価値の高そうな情報ばかり。