福沢諭吉の万有引力論解説

 昨日紹介した、福沢諭吉『窮理図説』(1868年)より、第7章、引力についての解説。

物は物と互(たがい)に相引き互に相近(ちかづ)かんとするの力あり。これを引力という。凡(およ)そ世界中の万物、その大小に拘(かかわ)らず、此(こ)の引力を具(そな)えざるものなし。