今日買った本
本郷の東大生協書籍部にて。
- 岩倉具忠ほか『イタリア文学史』、東京大学出版会、1985年、5250円
- ヴァールブルク『ヴァールブルク著作集3(フィレンツェ文化とフランドル文化の交流』、ありな書房、5250円
- 幸徳秋水『基督抹殺論』、岩波文庫、1954年初版、2004年復刊、588円(原著初版1911年)
1は以前から欲しかったのだが、書店で見かけるたびに背ズレ本(背表紙の文字が背のセンターに来ていない本。帯なしよりも汚れや破れよりも、私がなにより嫌悪する状態)だったので購入を控えていた。ようやくまともな状態の本を入手。2のヴァールブルク著作集もそろそろ全巻そろえたいが、各巻5000円前後なので、少しずつ購入。3は幸徳秋水が大逆事件で逮捕され獄中で脱稿した遺作。イエスを神話的存在とし、キリスト教を批判。ニーチェが死んだのが1901年だから、ちょうどその10年後。ほとんど西欧の動きに同時代で対応しているところに驚く。