大学入試問題ネット投稿騒動

入試投稿「騒いで逮捕させた」「監督こそ問題」京大に抗議殺到
産経新聞 3月4日(金)12時18分配信

 京都大や早稲田大学など4大学の入試問題が試験時間中にインターネットの質問サイト「ヤフー知恵袋」に投稿された事件で、偽計業務妨害容疑で京都府警が仙台市内の男子予備校生(19)を逮捕してから一夜明けた4日、京都大に抗議の電話が殺到した。

 京大によると、4日午前8時半ごろから一般からの電話に応じているが、「京大が騒いで未成年者を逮捕させた」「京大の監督態勢こそ問題があったのではないか」との抗議や苦情が、受け付け開始1時間ほどで約30件に及び、その後も鳴りやまないという。

 内容はすべてが京大の対応を非難したもので、年配者の方の声が多いという。
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110304-00000539-san-soci

 「監督体制が甘いからカンニングをされるのだ」などというのは、レイプの被害者に「お前に隙があったから被害にあったのだ」というに等しい暴論。せこいカンニングをした(それもうまくやりおおせればいいものを、稚拙な手口ゆえにただちに発覚し、こんなくだらないことで日本中の大学関係者に要らぬ労力をかけさせ、他の受験生に無用なストレスを与えた)馬鹿者がいるかと思えば、こんな講義電話をかける大馬鹿者もいる。平和なこと、この上なし。京大に励ましの電話でもかけようか。

 ※画像は仇英の手になる科挙試験合格発表の図。