ダンス・スタディーズ研究会

 東大駒場キャンパスにて、ダンス・スタディーズ研究会の例会に出席。古後奈緒子さんがホーフマンスタルの舞踊台本Das fremde Mädchen について発表してくださった。発表内容は未公開なのでここに掲載できないが、今日ほとんど邦訳を手にすることもできない世紀末ウィーンの作家ホーフマンスタールについて、例えば数日前にこのブログで紹介したショースキー『世紀末ウィーン』(岩波書店)などを読んでもいまひとつわからなかった問題(とくに彼の社会にたいする見方)が、或る程度明らかになり、有意義な発表であった。
 終了後、例によって駒場キャンパス内のフレンチ〈lever son verre〉にて食事。駒場で研究会というと、だいたい飲み会にはここを使うことになる。