三鷹へ
或る業務のため午前中は田町、昼頃移動して、午後は三鷹へ。三鷹駅で降りるのは多分初めて。太宰治が住み、恋人・山崎富栄と玉川上水に入水したのはこのあたりだったはずだ。
- 作者: 梶原悌子
- 出版社/メーカー: 作品社
- 発売日: 2002/05/01
- メディア: 単行本
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内容(「MARC」データベースより)
太宰と共に玉川上水に身を沈めた山崎富栄。井伏鱒二や亀井勝一郎らに「太宰を殺した女」と罵られ、悪女のレッテルを貼られた。生前の富栄を知る著者が、文士らのウソを暴き、その実像と死までの経緯を詳細に描く。
目次(紀伊国屋bookwebより):
玉川上水考―水底は白骨でいっぱいさ
「戦争未亡人」―“You’re my sunshine”
三鷹下連雀余録―姿のいい、綺麗な方
憲法記念日―太宰治と女たち
セクレタリー―恋をする女ふたり
はじめての遺書―一緒に死のうね
治子誕生―顔がはれるくらい泣きました
優しさと弱さと―人偏に憂うると書いて
多難の年―サッちゃん、僕を頼むよ
熱海行―愛しているときは苦しい
情熱と衰えと―さっちゃんは完全な看護婦
グッド・バイ―離れないで守ってね
玉川入水―御一緒につれていっていただく