三鷹へ

 或る業務のため午前中は田町、昼頃移動して、午後は三鷹へ。三鷹駅で降りるのは多分初めて。太宰治が住み、恋人・山崎富栄と玉川上水に入水したのはこのあたりだったはずだ。

玉川上水情死行―太宰治の死につきそった女

玉川上水情死行―太宰治の死につきそった女

 この本はちょっと読んでみたい。未読で、著者もどのようなかたなのか存じ上げないが、amazonの内容紹介は以下のとおり:

内容(「MARC」データベースより)
太宰と共に玉川上水に身を沈めた山崎富栄。井伏鱒二亀井勝一郎らに「太宰を殺した女」と罵られ、悪女のレッテルを貼られた。生前の富栄を知る著者が、文士らのウソを暴き、その実像と死までの経緯を詳細に描く。

目次(紀伊国屋bookwebより):

玉川上水考―水底は白骨でいっぱいさ
「戦争未亡人」―“You’re my sunshine”
三鷹下連雀余録―姿のいい、綺麗な方
憲法記念日太宰治と女たち
クレタリー―恋をする女ふたり
はじめての遺書―一緒に死のうね
治子誕生―顔がはれるくらい泣きました
優しさと弱さと―人偏に憂うると書いて
多難の年―サッちゃん、僕を頼むよ
熱海行―愛しているときは苦しい
情熱と衰えと―さっちゃんは完全な看護婦
グッド・バイ―離れないで守ってね
玉川入水―御一緒につれていっていただく