ダンス・スタディーズ研究会

 今日は京都で日仏哲学会があり、バシュラールにかんする発表などもあり、ぜひ聴きに行きたかったのだが、昨夜から全身筋肉痛で(水曜に蔵書の整理をしたのがいけなかった)長旅をする元気が出なかったので断念。近場で、烏山の東京女子体育大学でダンス・スタディーズ研究会に参加。同大学は吉祥寺と千歳烏山のあいだあたりにあり、どちらの駅からもバスかタクシーで移動することになる。発表は山野博大先生による「日本の舞踊批評家史」。坪内逍遥から現代にいたるまでの通史的な概観。結論にあたる部分では、身体動作による表象形態に対してどのような批評行為が可能かという問題をめぐって示唆深いお話をきくことができた(発表内容はレジュメ以外では公開されていないので、ここに詳細は書かない)。会場では舞踊批評家のI先生にも4、5年ぶりに再会。終了後、懇親会にも参加させていただきたかったが、疲労の極致(前夜一睡もせず)だったので辞退。同行してくださったK氏とともに千歳烏山駅から帰路に。