■

通常業務。来月の発表に向けて、生命観の歴史をめぐる文献調査が続く。今日複写したのは、Diderot, Element de Physiologie, 1778 (Oeuvres Completes, ed. H.Diecmann et J.Varloot, tm XVII, Paris, Hermann, 1987) ; 園上閑夫『唯物論形成の化学史的背景』（白東書館、1949年）など。戦前から1950年代頃までの日本の化学史家、例えば上記の園上閑夫（＝柏木肇）、原光雄、山岡望などの仕事はかなり水準が高く、今日でも重要である。ただ、古本でもなかなか出回らないので、こうして図書館で複写して読むことになる。

国会図書館に Ernest Haeckel, Les merveilles de la vie; etudes de philosophie biologique pour servir de complement aux Enigmes de l'univers, Paris, Schleicher Freres, 1904(?) の蔵書があることが判明。