日本科学史学会

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日本科学史学会 第55回年会・総会プログラム
5月26日(土)
A会場(A403) A−1 10:20 ロックフェラー財団と1930年代サイクロトロンの開発援助 日野川 静枝 A−2 10:40 ウィーナーの「サイバネティクス」構想の変遷 −1942年から1945年の状況− 杉本 舞 A−3 11:00 戦時日本での赤外線検出技法の集団研究 高田 誠二 A−4 11:20 日本における「平和のための原子」政策の展開 山崎 正勝 A−5 11:40 泡箱写真とコンピュータ 小山 俊士 <昼休み> 13:20〜15:20 シンポジウムA SA 日本のコンピュータ史 ― 研究開発における諸機関の連携 佐藤 靖・喜多 千草・小山 俊士・大谷 卓史 B会場(A402) B−1 10:20 オランダにおける治水の科学化:クリスティアーン・ブルニングスに よるライン川での流量測定1789−1792 中澤 聡 B−2 10:40 相模川水系と水力開発 高橋 智子 B−3 11:00 岡崎文吉と札幌明治期運河体系 山田 大鐘・B−4 11:20 染色技術の発展からみた大竹多氣の業績 小関 栄助 B−5 11:40 製糖技術史における石製転子の砂糖車 北林 雅洋 <昼休み> B−6 13:20 都城秋穂博士蔵書コレクションについて 宮下 敦 B−7 13:40 杏雨書屋蔵「土類舎密加」の原典調査 東 徹 B−8 14:00 上海自然科学研究所化学科の人々と活動 八耳 俊文 B−9 14:20 Jhon. C. Sheehan とペニシリン研究について 徳元 琴代 B−10 14:40 初期アルカリ法におけるBPMの展開と公害防止措置に おける意義 末永 昌久 B−11 15:00 朝鮮(1910−1945)の日本人医学教師たち −Prosopography (集団履歴調査法)的検討 石田 純郎 C会場(A401) C−1 10:20 久米邦武が『米欧回覧実記』で活用した地理書 福川 知子 C−2 10:40 「化石」ということばの歴史 矢島 道子 C−3 11:00 中村新太郎(1881-1941)とフィールドとしての朝鮮半島 山田 俊弘 C−4 11:20 日本におけるプレートテクトニクスの受容 泊 次郎 C−5 11:40 地球磁場のsecular change impulseによる下部マントル電気伝導度の 推定;1955年、S. K. Runcornの着想 水野 浩雄

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<昼休み> C−6 13:20 古代中国における太陽運行の観測 −運行速度の不等に関連して− 下司 和男 C−7 13:40 明末清初の数学研究 武田 時昌 C−8 14:00 フランス国立図書館所蔵『満文算法纂要総綱』について 渡辺 純成 C−9 14:20 土御門家「斉政館(斎政館)」とその門人たち −塾で刊行された「術数書」の考察を中心として− 水野 杏紀 C−10 14:40 『南蛮運気論』の流布と受容 平岡 隆二 C−11 15:00 和算における求積問題の体系化 −『算法求積通考』を例として− 鹿野 和宏

5月25日(日)
A会場(A301) A−6 9:25 19世紀物理教科書の「運動の法則」 塚本 浩司 A−7 9:45 受験数学参考書の系譜(1910〜1969)と数学者が果たした役割 中村 滋 A−8 10:05 『上野教育会雑誌』から探る群馬県で展開された明治中期における 科学・理科教育の実態 高橋 浩・赤羽 明・所澤 潤・玉置 豊美 <休憩5分> A−9 10:25 三高四高由来の静電気実験器械と物理学史 永平 幸雄 A−10 10:50 東北大学の伝統をめぐって −研究第一、門戸開放、実学尊重 井原 聰 A−11 11:10 石原純の科学観 −大正期まで 安孫子 誠也 A−12 11:30 ELとゲンツェンのLK 保坂 秀正 <昼休み> A−13 13:00 「現代的カメラ」成立についての一考察 −"75 Jhare Photo und Technik"の分析を通して− 森 亮資 A−14 13:20 JICAによる鋳造技術の海外移転史と一事例 松井 昭男 A−15 13:40 「機械遺産」の認定とその技術史的意義 堤 一郎 A−16 14:00 産総研の前身 大阪工業技術研究所初代所長 荘司市太郎の先見性 本庄 孝子 A−17 14:20 我が国における石英スプリングバランスの歴史 原田 茂久・浜田 辰夫 A−18 14:40 日本における工場自動化現場信号伝達への デジタル通信の導入期の評価 島貫 洋 B会場(A201) B−12 9:25 大気汚染地域における住民による調査学習活動の考察

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−川崎の大気汚染測定運動の事例から 重松 真由美 B−13 9:45 新自由主義STS:1990年代以降の日本のSTS 木原 英逸 B−14 10:05 戦前戦中日本の大衆文化に見る原爆イメージ 中尾 麻伊香 <休憩5分> B−15 10:25 植民地朝鮮における気象観測網構築と植民地気象学の成立 宮川 卓也 B−16 10:50 戦時下の大学院特別研究生制度について −東北大学の聞き取り調査報告を中心に− 吉葉 恭行 B−17 11:10 陸海軍技術運用委員会の設置とその意義 田中 浩朗 B−18 11:30 帝王/帝国の鳥類学 −狩猟文化と日本における野外生物学の形成− 瀬戸口 明久 <昼休み> B−19 13:00 ギリシアの医学思想における汎生説(パンゲネシス)の系譜(?) −デモクリトスとの影響関係をめぐって− 今井 正浩 B−20 13:20 デカルトと情念の可視化 本間 栄男 B−21 13:40 パリ王立科学アカデミーにみる十八世紀の科学と国家 隠岐 さや香 B−22 14:00 Louis Pasteurの蚕病研究 −微粒子病と軟化病− 福原 敏彦 B−23 14:20 1881年の国際医学大会と英国の微生物学研究 小川 眞里子 B−24 14:40 V. I. ヴェルナツキーにおける生命の起源研究 徳永 盛一 15:10〜17:10 シンポジウムB SB 旧植民地帝国大学科学史をどう考えるのか −1945年以降の歴史も射程に入れて 塚原 東吾・柿原 泰・ホン ソンジュ・慎 蒼健・加藤 茂生 C会場(A202) C−12 9:25 科学上の発見の"真意"と”優先性” −近代科学史における「神話」の若干の再考察− 松尾 幸秊 C−13 9:45 J.Henryの初期電磁石研究とJ. Greenの'Electro-Magnetism' 岡田 努 C−14 10:05 ギブスの統計力学と熱力学 稲葉 肇 <休憩5分> C−15 10:25 バルトリン複屈折理論 近藤 正城 C−16 10:50 電気通信理論が数学に与えた影響 谷本 茂 C−17 11:10 トランジスタ技術移転における視覚的コミュニケーション −ソニーの事例から 大谷 卓史 <昼休み> C−18 13:00 モーペルテュイの最小作用の原理 有賀 暢迪 C−19 13:20 『百科全書』に見るダランベールの負の数の概念 中根 美知代 C−20 13:40 中世イタリア算法書における3次方程式論 三浦 伸夫 C−21 14:00 クラーク博士の隕石学位論文と化学肥料論 横尾 広光

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C−22 14:20 清末の留学生が日本で受けた西洋数学の教育 薩日娜 C−23 14:40 三上義夫による関孝和観の展開 柏崎 昭文 15:10〜17:10 シンポジウムC SC 関孝和を巡る諸問題 −関孝和没後300年− 佐藤 賢一・小林 龍彦・小川 束・上野 健爾

日曜日のみ参加。終了後、若手飲み会。