ドメスティック・ヴァイオレンス

上記「うつせみ」のほかに、ドメスティック・ヴァイオレンスを扱った映画として、思いつくところでは以下の3作。
まずは中原俊の「DV」。古風で亭主関白な男とDVをはたらく男とは紙一重という感じ。少しずつではあるが、DVに立ち向かえるようになる妻の姿が感動的。

ほかに、ワイズマンがドキュメンタリーを2本撮っている。
フレデリック・ワイズマン「DV-ドメスティック・バイオレンス」(2001年、米国、195分)
フレデリック・ワイズマン「DV-ドメスティック・バイオレンス2」(2003年、米国、160分)
いずれも長大な作品。この監督の映画にはドキュメンタリーといえどもフィクションなのでというほのめかしが随所にうかがえる。DVDが発売されていないので、上映会(ワイズマン映画祭など)でしか見られないのが残念。
参考:http://www.acejapan.or.jp/film/list/ws/ws.html