福島第一原発4号機に注視するためのリンク集(2012/1/8更新)

 自分用メモです。

 このエントリーは2012/1/8午前をもって更新を停止。
 以降、http://d.hatena.ne.jp/clair-de-lune/30000101にて更新を続けます。
 あくまで私の自分用メモですが、参考にされるという方がいらっしゃたら、今後は上記URLをご覧ください。



地震情報
気象庁地震情報
 http://www.jma.go.jp/jp/quake/
Yahoo! 天気・災害 - 地震情報
 http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/
・Hi-net自動処理震源マップ
 http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/

福島第一原発ライブカメラ
・東電配信
 http://atmc.jp/fuku1/
 http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html
JNN配信
 http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/youtube_live/
 http://www.youtube.com/watch?v=rmiq5CtF3N0 (最新URLは随時変わる)

最新情報(信憑性・正確性はさまざま)
・「4号機」のリアルタイム検索(Twitter
 http://realtime.search.yahoo.co.jp/search?p=4%E5%8F%B7%E6%A9%9F&ei=UTF-8
・「ヨウ素剤」のリアルタイム検索(Twitter
 http://realtime.search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%83%A8%E3%82%A6%E7%B4%A0%E5%89%A4&ei=UTF-8
Yahoo!リアルタイム検索
 http://realtime.search.yahoo.co.jp/
・ふくいちライブカメラ関連 38
 ttp://uni.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1323619284/l50

線量値
・ATMC - 全国の線量
 http://atmc.jp/geiger/
・日野市ガイガーカウンタ
 http://park30.wakwak.com/~weather/geiger_index.html
・みんなでつくる放射線マップ
 http://minnade-map.net/
・福島第一発電所周辺環境放射線
 http://www.atom-moc.pref.fukushima.jp/dynamic/C0002-PC.html

 

 福島では現在、最大0.7マイクロSv/時以下程度(1/5早朝)。
 参考:個人的参考値
 原発所在地で急に5000マイクロSv/時(=5ミリSv/時)以上の上昇:要警戒。
 居住地で100マイクロSv/時(=0.1ミリSv/時):脱出準備。
 居住地で1000マイクロSv/時(=1ミリSv/時):緊急脱出。
 http://www.irf.se/~yamau/jpn/1103-radiation.html
 (Cf. 山内正敏氏 スウェーデン国立宇宙空間研究所)

風向き
・福島 - Yahoo!
 http://weather.yahoo.co.jp/weather/wind/7/

東電
・東電TOP
 http://www.tepco.co.jp/
・東電プレスリリース(全般)
 http://www.tepco.co.jp/cc/press/index-j.html
・東電プレスリリース(福島第一原発関係)
 http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2011/2011-j.html

参考情報(信憑性・正確性はさまざま)
・4号機構造図 2011年3月22日の記事(時事ドットコム
 http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_soc_jishin-higashinihon20110322j-03-w310
・4号機の燃料プールは震度5には耐えられない!?(参考情報。サイト全体の信憑性は別)
 http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1056.html
小出裕章が説明する、4号機(使用済燃料プール)が倒壊した場合の危険性 11-3(2)
 http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65773412.html


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メモ
いわき市安定ヨウ素剤が配布されたとの未確認情報(2011.1.4午後)
前回配布したヨウ素剤が期限切れで再配布したとの説もあり。
いわき市の広報内容では、安定ヨウ素剤の配布は、有効期限がきたので更新・再配布とのこと。id:sumidatomohisaさんの情報提供。(2011.1.4深夜)
安定ヨウ素剤の事前配付(更新・回収)の実施について|いわき市
 http://www.city.iwaki.fukushima.jp/iryokenko/5696/013039.html
福島市放射性セシウムが異常な上昇 - 速報:@niftyニュース(1月5日(木)16時40分配信)
 福島市内、1月2日午前9時〜1月3日午前9時、セシウム134が180MB/平方キロ、セシウム137が252MB/平方キロ。Cf. 1月1日午前9時〜1月2日午前9時までは、134、137ともに、ND(検出限界値未満)。また、それ以前と比べても、1月2日〜3日の値は軽く10倍以上。




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ふくいちライブカメラ
ttp://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/
◇ブラウザから
ttp://mfile.akamai.com/127380/live/reflector:52045.asf
ttp://mfile.akamai.com/127380/live/reflector:51361.asf
◇ストリーミング直リン
mms://a46.l12738052045.c127380.a.lm.akamaistream.net/D/46/127380/v0001/reflector:52045
mms://a1362.l12738051361.c127380.a.lm.akamaistream.net/D/1362/127380/v0001/reflector:51361

ttp://mfile.akamai.com/127380/live/reflector:52045.asx?bkup=51361∝=a
ttp://mfile.akamai.com/127380/live/reflector:51361.asx?bkup=52045∝=a

【新刊】現代詩手帖特集版『シモーヌ・ヴェイユ――詩をもつこと』(思潮社、2011年12月)

 現代詩手帖特集版『シモーヌ・ヴェイユ――詩をもつこと』(今村純子責任編集、思潮社)が刊行されました。私も執筆と編集を分担しました。(定価1800円+税、ISBN978-4-7837-1868-0 C0098 E1800E 2011年12月25日発行)
 辻井喬、今福龍太、港千尋最首悟川本隆史生田武志栗田隆子河野信子十川治江の各氏をはじめ、充実の執筆陣です。シモーヌ・ヴェイユの初期哲学論考は本邦初訳。都内の大書店には出版社から直接納本し、今日か明日ぐらいから並ぶはずです。取次への出荷は年明けになりますので、各地の書店店頭では1月前半から購入できるようになります。アマゾンその他、オンライン書店での註文も年明け以降になりそうです。よろしくお願いいたします。

※急ぎの場合、恐れ入りますが、本日12月28日(水)中に思潮社に電話で御注文ください(思潮社は12/29-1/4まで休業。この間は発送できません)。申し訳ありませんが、1冊だと送料が290円ほどかかります(2冊以上は送料無料です。この本に限らず、思潮社の出版物であれば、どの本と一緒でも合計2冊で送料無料)。思潮社営業部 tel.03-5805-7501 思潮社ウェブサイト

【1/14追記】 アマゾンで取り扱い可能になりました。→http://amzn.to/AjVGzI

 目次と、巻末の「NOTE」(編集後記)に私が書いた文章を掲載します。

目次
○巻頭言
今村純子「詩をもつこと」

○インタビュー
辻井喬「詩と哲学を結ぶために」(ききて・今村純子)

○対話
今福龍太・港千尋戦間期――愛、恩寵、シモーヌ・ヴェイユ」(ききて・今村純子)

○シンポジウム
最首悟川本隆史生田武志・今村純子
シモーヌ・ヴェイユと〈いま、ここ〉 『人格と聖なるもの』をめぐって」

○論考
生田武志「拒食するシモーヌ・ヴェイユ その食生活の一断面」
河津聖恵「何よりもまず、詩人でありたい 詩人としてのシモーヌ・ヴェイユ
栗田隆子「神と笑いあうこと 「こっけい(ridicule)」から「ユーモア(humor)」へ」
今村純子「構造主義シモーヌ・ヴェイユ 神話がひらくリアリティ」
吉田文憲「『重力と恩寵』への覚書 ヴェイユと賢治」
鳥居万由実「大地の匂い、ぶどう酒、とりとめもなく」
稲葉延子シモーヌ・ヴェイユと時空間」
奥村大介「高みへの落下、あるいはシモーヌ・ヴェイユと重力の詩学

○特別掲載
河野信子十川治江「電子とマリア」(ききて・田辺澄江

○翻訳I
シモーヌ・ヴェイユ詩選(岩村美保子・今村純子訳)
「必然性」
「海」
「星々」
「扉」
「プロメテウス」
解題(今村純子)

○翻訳II
シモーヌ・ヴェイユ『初期哲学論文集』(抄)本邦初訳
「『グリム童話』における六羽の白鳥の物語」(今村純子訳)
「ヴィニーにおける自然の感情」(小倉康寛訳)
「「詩と真実」についてのカントの考察をめぐって 小論文草稿」(小田剛訳)
解題(今村純子)

○著作解題
シモーヌ・ヴェイユ主要著作解題
『神を待ち望む』(佐藤恵
『前キリスト教的直観』(今村純子)
『根をもつこと』(野樹かずみ)

○資料
シモーヌ・ヴェイユ年譜/主要文献一覧(今村純子編)

NOTE

NOTE抜粋
 本特集の編集作業をすすめているさなか、東日本大震災が起こった。その後刊行された中沢新一氏の著作『日本の大転換』(集英社新書、二〇一一年八月)を手に取り、そこに、太陽圏に属する原子力エネルギーを地上の生態圏に持ち込んだものが原発であり、異なる圏域に属するものを無理やり用いた結果がこの原発事故なのだという意味のことが明晰に述べられているのを読んだとき、シモーヌ・ヴェイユが光の世界たる天界と、重力の支配する地上を峻別することを説き、太陽のエネルギーを地上で受け取ることができるのは葉緑素による光合成の作用だけであると述べていたことが切実に思い出された。重力を克服しようとする文明の経験したものは、飛行機やスペースシャトルの墜落事故であり(トマス・ピンチョン!)、原子爆弾の投下、そして原発事故によって飛散した放射性物質の降下という重力=落下の惨事であった。重力圏の外部を求めた結果生じた重力的なる惨事。重力の克服がもたらした重力による死。重力の弁証法はここにもあったのだ。三・一一後にヴェイユを読むわれわれは、あらたな重力圏の思想を模索せねばならない。(奥村大介)

Wellcome History誌の拙稿についての重要な補足

 せんだってWellcome History誌に明治期の医師・化学者・実業家・宗教家である明石博高(あかし・ひろあきら、1839-1910)について、以下の記事を執筆させていただきました。

OKUMURA Daisuke, "Portrait of a scientific Shintôist: Akashi Hiroakira (1839-1910)", Wellcome History, issue 48, p.8, Dec 2011. 全文PDF

 当初、この原稿の末尾に、私は文献一覧(bibliographiy)を付して、編集部に送稿してあります。しかし実際に出た雑誌では文献一覧が掲載されていません。同じ特集に寄稿した別の執筆者の方も同じ扱いになっているので、これはどうやら編集部の方針で掲載しないということのようです。
 しかしながら、執筆にあたって参考にした文献の情報を明記できないのは、やはり問題があると思いますので、ひとまずここに、当初の原稿にあったbibliographiyを転載しておきます。

Bibliography
Stanley FINGER,‘Benjamin Franklin and the Electrical Cure for Disorders of the Nervous System’, in Brain, Mind and Medicine, Ed. by Harry Whitaker et al., New York: Springer, 2007.
TANAKA Ryokkô, Meiji Bunka to Akashi Hiroakira Ô [The Meiji Culture and Dr. Akashi Hiroakira], Kyoto: Akashi Hiroakira Ô Kenshôkai, 1942.
TANAKA Satoshi, Kaibutsu Kagakusya no Jidai [The Age of Monster Scientists], Tokyo: Shôbunsha, 1998, pp.35-52.

 Stanley FINGER、田中緑江、田中聡の各氏のご研究があってはじめて私の論攷が書けたわけで、ここに記して三氏に御礼を申しあげるとともに、結果として参考文献としての言及が欠落してしまったことをお詫び申し上げます。

フランス哲学と「科学」の思考:構造主義・数学・医学・エピステモロジー

青山学院大学文学部フランス文学科主催シンポジウム
《フランス哲学と「科学」の思考:構造主義・数学・医学・エピステモロジー

●開催概要
2011年11月20日(日)14時〜17時30分(13時30分開場)
青山学院大学青山キャンパス(渋谷区渋谷4-4-25)総研ビル(14号館)3F・第10会議室
入場無料・事前申し込み不要

主催:青山学院大学フランス文学科
問い合わせ先:青山学院大学フランス文学科合同研究室(tel : 03-3409-7914)、阿部崇研究室(tabe〔アットマーク〕aoyamagakuin.jp)

●開催趣旨
古来、哲学はさまざまな科学と不可分の関係を取り結んできた。数学、物理学、生理学や医学等々、さまざまな科学が哲学とともに、広大な「人文学」の領域を形成してきたのである。学問の専門化が進行した近現代の思考において、哲学と科学を通底する広大な知の地層を探ることは、すでに困難なことかも知れない。だが、一見失われたかに見える哲学と科学との結びつきをさまざまな「知」の具体的なあり方のうちに見出し、「哲学的な思考」と「科学的な思考」が互いを支え合うさま、またその片方がもう片方にとっての密やかな原動力となるさまを見ることができはしないか。科学史や、フランスで花開いた「科学認識論(エピステモロジー)」によってもたらされた知見を中心軸としながら、数学や哲学、医学といった知の領域の背景に垣間見える「科学的思考」のあり方を検討する。なお、このシンポジウムは、2010年7月の第5回表象文化論学会において開催された研究会「表象文化論としてのエピステモロジー/エピステモロジーとしての表象文化論」のメンバーを中心とし、そこでの議論を引き継いで開催されるものである。

●参加者(50音順)および発表概要

阿部崇(司会、青山学院大学
《イントロダクション:哲学の思考と科学の思考》
かつてフーコーがフランス哲学について「意識の哲学」と「概念の哲学」という二つの潮流が存在することを指摘したことは知られているが、とりわけその「概念の哲学」は、フランス科学認識論(エピステモロジー)と密接に関係するものであった。その概念の哲学がフランス哲学の歴史においてどのような位置を占めるのか、そしてそれがいかなる思考の可能性を開いてきたのかという点について確認し、「科学の思考」が「哲学の思考」に何を与えうるのか、という問題を提起したい。

田中祐理子(京都大学
《「非人間的」な身体の思考:フランス医学理論の変転について》
18世紀末から19世紀末にかけてのフランス医学理論、特に病理学的記述における「人体」の描写に注目して、この時期を通じた医学の科学性の確立と「人間性」との間に生じた距離(すなわち「客観性」の条件)を探る。ビシャ、ベルナール、パストゥールの三者の言説を取り上げつつ、同時に彼らのテクストからカンギレムやフーコーが引き出そうとした近代的人体像についても考察したい。

前田晃一(東京大学UTCP共同研究員)
ミシェル・フーコーの絵画論におけるエピステモロジーの影響》
ミシェル・フーコーは自身にとっての「エピステモロジー」を論争のなかで定義することを迫られ、それは「方法論的」な著作『知の考古学』の執筆の契機の一つともなる。同時にフーコーは「絵画論」や「文学論」を積極的に執筆することをやめる。カンギレムの影響による「エピステモロジー」の確立と「フィクション」についての再検討がこの時期に行われる。本発表では、『言葉と物』におけるベラスケス『侍女たち』論から未完に終わった『マネ論』へと至る「絵画論」の変遷を辿るなかで、フーコーにおける「エピステモロジー」の位置づけについて考察する。

松岡新一郎(国立音楽大学
《数学と構造主義ブルバキの1950年代》
哲学において構造主義の立場から数学、さらに物理学の基礎付けを行おうという試みは、近年様々な立場から活発な議論がなされているが、その中心である圏論をめぐっては、1950年代に数学者の集団ブルバキの中でも議論があった。圏論を大きく発展させたグロタンディークをメンバーに抱えながら、なぜブルバキ圏論をその数学体系に加えることに躊躇したのか。本発表では、この問いを歴史的に振り返りつつ、より広範な構造主義の問題を考えてみたい。

日本科学史学会第15回西日本研究大会

日本科学史学会2011年度中国支部年会・第15回西日本研究大会プログラム

日時:2011年12月10日(土) 10:30-17:00.

場所:広島大学東千田校舎総合校舎 205講義室(広島市中区 :広島電鉄赤十字病院前」下車)

http://www.hiroshima-u.ac.jp/top/access/senda/

会費:中国支部会員は無料.それ以外は500円.記念講演は無料.


10:30-11:00 由井秀樹(立命館大学大学院先端総合学術研究科)「日本における人工受精史の検討」
11:00-11:30 奥村大介(慶応大学大学院/日本学術振興会)「電気治療の歴史」
11:30-12:00 川和田晶子(広島大学図書館)「近世広島の医学と本草学」

12:00-13:00 昼食休憩[当日,生協食堂は休業の予定ですが,付近,あるいは鷹野橋商店街に食事ができるお店があります]

13:00-14:00 記念講演:牟田泰三(前広島大学学長)「日本における素粒子物理学の興隆−湯川秀樹とその周辺−」 

     [10分間休憩]
14:10-14:40 隠岐さや香広島大学大学院総合科学研究科)「コンドルセの社会数学とその思想的背景」
14:40-15:10 稲葉肇(日本学術振興会特別研究員/京都大学大学院文学研究科)「プランクの熱力学研究について」
15:10-15:40 吉田勉(広島大学大学院総合科学研究科)「錬鉄と木鉄交造船−19世紀蒸気船の時代における帆船(1)−」

     [10分間休憩]
15:50-16:20 玉置豊美(数理設計研究所),赤羽明,所澤潤,高橋浩「明治大正期の実業家小山健三の若き日の化学教師としての姿」
16:20-16:50 石田純郎(くつろぎ苑)「京城帝国大学の学生と教授−prosopography的検討−」
16:50-17:20 瀬戸口明久(大阪市立大学大学院経済学研究科)「通俗科学,自然観察,行楽−1930年代日本の都市形成と自然−」

18:00-20:00 鷹野橋商店街内の料理店「大番」、ないし「峯政」にて懇親会.会費は5,000円程度.

問い合わせ先:支部幹事=市川 浩

広島大学大学院総合科学研究科    〒739-8521 東広島市鏡山1-7-1

Tel. 082-424-6397(直通)、Fax.082-424-0754(講座気付).

e-mail: ichikawa[at]hiroshima-u.ac.jp

 慶應大学の北中淳子先生から以下のご案内をいただきましたので、掲載いたします。

日仏医学コロック (同時通訳付)

日時:
10月29日(土曜) - 10月30日(日曜) 13:00
会場:
日仏会館ホール - 渋谷区恵比寿3丁目

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(colloque) Colloque médical franco-japonais Tokyo 2011 "Le robotique dans l'industrie médicale et le bien être social: les technologies de pointes franco-japonais" (avec traduction simultanée), "La situation actuelle de l'autisme et du syndrome d'Asperger en France et au Japon" (avec traduction simultanée)

問合・申込:日仏医学会  francojaponais[at]medical.email.ne.jp 電話・FAX 03-3280-2415

■ 10月29日 (土)13 :30-17:45

■ 10月30日 (日)10 :00-17:15

▼  10月29日 医療・福祉におけるロボット工学 日仏の再先端 技術

特別講演1:医学におけるロボット、技術の進歩と倫理的問題 

        ● マリオ・ルヌー(仏日医 学会会長)

特別講演2:サイバニクスを駆使したロボットスーツHALと未来への挑戦 

        ● 山海 嘉之(筑波大学

        ● クリストフ・ヴェッセン (サルペトリエール病院)

        ● 伊関 洋 (東京女子医科 大学)

        ● 橋爪 誠 (九州大学

▼  10月30日 自閉症アスペルガー症候群の今日 フランスと 日本

特別講演: 自閉症における現在の研究動向と治療

● デヴィッド・コーエン(サル ペトリエール 病院 小児・思春期施設長 教授)

● ジャン・ギャラベ

● ジャン・マルク・ギレ(モントリオール大 学)

● 山崎 晃資(臨床児童精神医学研究所)

● 市川 宏伸(東京都立小児総合医療センター)

● 神 尾 陽子国立精神・神経医療研究センター)        

● 十一 元三(京都大学

● 鈴木 國文(名古屋大学

▼  会費 29日、30日共通 2,000円(当日徴収)

▼  主 催 日仏医学会、在日フランス大使館、日仏会館

会場:
日仏会館ホール - Webサイト
日仏会館1階ホール専用エントランスより入館

定員 120名(最大150名)

日仏会館へは、アクセスマップをご参照ください。

10月2日(日)シンポジウム「脱原発シナリオをアセスメントする」

 東京大学UTCPの石垣勝先生から以下のご案内をいただきましたので、掲載いたします。このシンポジウムの発案・企画・事務局担当は石垣先生です。非常に重要な会となるでしょう。どうか多くの皆様にご参加いただきたく思います。

シンポジウム「脱原発シナリオをアセスメントする」
2011年10月2日(日)
東京大学駒場キャンパス18号館
※参加は事前登録制です。

詳細・事前登録:
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2011/10/symposium_on_nuclear_power_pla/

プログラム:
13:00-13:10 開会
13:10-14:10 井野博満(東京大学名誉教授)
         『材料劣化・設計不備・立地不適などの技術的観点からみた危ない原発
14:10-15:10 室田 武(同志社大学教授)
        『温暖化をめぐるワインバーグの亡霊』
15:20-16:20 大林ミカ(自然エネルギー財団)
        『原発のない低炭素社会の実現』
16:20-17:20 吉岡 斉(九州大学教授・副学長/東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会委員)
        『脱原発にロードマップは必要なのか、必要でないのか』
17:30-18:15 総合討論
        司会: 金森 修(東京大学大学院教育学研究科教授)

【開催趣旨】
これまで日本の原子力発電事業は、通産省(現・経産省)主導のもと、電力事業者、原子炉メーカー、原子力関連の研究者、政治家らによる「寡頭制」で進められてきたといえよう。これら推進当事者たちは、一方において、原発依存を前提とした政治-経済-社会システムの構築を促進し、他方において、原発なしでは安価な電力の安定供給が困難になるとの言説を普及させてきた。こうした実践と言説とをトートロジー的に繰り返すことで、原発推進の正当性を高めてきたのである。また、近年においてはCO₂を排出しない「温暖化対策の切り札」という標語までもが付加され、原子力は将来的にもっとも期待できるクリーン・エネルギーとして確固たる地位を確立するかにみえた。
ところが、2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震の直後から発生した一連の福島第1原発事故以降、原発に対する社会的な不信感が一気に高まることとなり、「脱原発」を視野に入れたさまざまな議論がこれまでになく活発化している。その反面、「原発の停止は日本の経済活動を停滞させる」「原発は管理を厳格化すれば問題ない」等々の意見も少なくない。かくして、事故から半年以上を経た現在も、今後のエネルギー政策の先行きは不透明なままとなっている。
こうした状況を受け本シンポジウムでは、これまでの原子力利用の妥当性について検証するとともに、未来に向けた「脱原発シナリオ」について検討していきたい。
とはいえ、本会において脱原発に向けた統一的な合意(コンセンサス)を形成しようというのではない。ここでの議論が、より広く多くの人びとを巻き込んだ公正かつ民主的なエネルギー政策論議を展開してゆくための一助となることを望むばかりである。